紫宸殿落雷炎上 :The Hall for State Ceremonies was burned by lightning.
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秋記6 by Ryunosuke.A: Suspicious big fire of the Hall for State Ceremonies ; 紫宸殿焼失の謎
菅原道真の祟りは凄まじく、延長8年(930)かなりの殿上人が落雷で死傷した。同様のことは度々起こっている。
資房の春記は伝えられているが、秋記を知る者は殆どいない。紫宸殿の落雷炎上の記述があったと言われている。
<六位の蔵人からの聞き書き>
※鎮火後、庭の松に焼け焦げた凧の一部が垂れ下がっていた。
※雷鳴の一瞬、紫宸殿の大屋根の上に凧のようなものを見た。
※焼け残ったたこ糸には微かな金物の玉が付いていた。
<傀儡師の長の話>
中国の逸話では、人が思う所に雷を呼び寄せる技があるとのこと。損傷した凧と糸を調べてみようと存ずる。後ほど殿にお知らせ申す。
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