味噌中華@沼田商店・岩沼市
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麺組分店 沼田商店
岩沼市館下1-4-1
岩沼駅前と記憶していたので、駅前をグルッと一周したもののお店が見つからない。変だなと思って駅舎を注視すると、左端に何とテナントとして入店していた。醤油、塩、味噌の3種類があるが、「麺組の真骨頂は味噌」とある方から教えられていたので迷わずに味噌のボタンをポチッとな。780円。
麺はエッジがはっきりしていて細かな縮れが付いた中麺。しっかりとしたコシがあってシコシコとしているが、ザクッと噛み切れるという少し面白い食感だった。スープは動物系がベースになっているが、それに加えて魚介ではない何か正体不明の味を感じる。最初、花椒かと思ったものの確信はないが、普通の味噌ラーメンにはない風味がある。チャーシューの上のすりゴマがスープに溶け込み、こってりでもあっさりでもすっきりでもない何とも表現できない味わいだが、スープをついつい飲んでしまう。元々穏やかな辛みがあるスープに、途中で小皿で添えられた辛味を全量を溶き込むと、辛さが増すだけではなくスープがビシッと締まる。結局、完飲してしまった。なお、スライスレモンには手をつけなかった。チャーシューはロールタイプの鶏肉。スーッと噛み切れるほど軟らかいのは低温調理の賜物。かなりしっとり感が強く、また、旨味が結構濃いのでモモ肉ではないかと思う。これは美味。メンマは細く裂かれているのにジャキジャキと結構強い食感で、味付けは極薄め、特有の発酵臭が少し感じられた。野菜はモヤシ主体で、それにタマネギ、キャベツ及びニンジンが混ざる。サッと湯通ししたような出来でシャキシャキとしていて食感は良好。
わざわざ岩沼まで足を運んだ甲斐があった。
・お気に入り度:○+
アルバム: 福島のラーメン・その2
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