ヘルプ

つけ麺(並)+味付玉子@べんてん・練馬区地下鉄成増

  • 31

写真: つけ麺(並)+味付玉子@べんてん・練馬区地下鉄成増

写真: 真鯛兜と鯛煮干の汐そば@しろくろ・杉並区八幡山 写真: 替え玉投入後・細麺@無鉄砲東京中野店・中野区沼袋

中華そば べんてん
  練馬区旭町3-25-2

 高田馬場で大人気を誇ったお店が一旦廃業したものの、数年後にこの地で再開し、相変わらずの人気だというので訪れた。食べログのラーメンTOKYO100名店に2017年から4年連続で選ばれているから間違いないお店だろう。メトロにだいぶ長い間乗ったなと思ったら、あと500mも進めば埼玉県和光市という東京のギリ端の地だった。平日の11時半にお店に着くと10数人が並んでいた。まん延防止等重点措置が発令されてはいるものの、ある程度の人は並んでいるだろうと思っていたので想定内だ。徐々にお店に近づき、並んでいる途中だったが食券を購入したのが11時50分、お店に入れたのは12時10分と1時間も待たなかったのは喜ばしいことだ。メニューはラーメン、塩ラーメン及びつけ麺の3本立てで、その中でも塩ラーメンとつけ麺が圧倒的人気だと聞いていた。当日は、時折薄日が差すじめじめと蒸し暑い日だったので、熱いラーメンは敬遠して900円の標記とトッピングとして100円の味玉のボタンをポチポチっと。ジャスト千円。券売機に明記されているが、麺量はラーメン、つけ麺とも並は250g、中は350gで同額なので、食券を渡す際告げる必要がある。今までの経験から350gは厳しいと思い並でお願いした。配膳されるまでの間、他のお客の注文を注視すると、なぜか塩ラーメンが圧倒的人気だった。こんな蒸し暑い日によく食うなというのが率直な感想だが、それほど美味しいということなんだろうと思い、次はこれと決めた。また、麺量も圧倒的に中で、たまたまうら若き乙女2名がいたが彼女らも中だった。スゲー!
 麺は見た目はソフト麺のような、丸みを帯びたストレートの中太。試しに、つけダレに潜らせないで数本をそのまま食べてみたが、やや軟らかめの茹で加減のため軽めの歯応えがあって、ツゥルン、ムニュン、モチッとした食感だった。麺箱には何も書かれていなかったのでたぶん自家製麺だろう。つけダレは、鶏とカツオ節を主体としたと思われる出汁がベースの醤油味。匂いを嗅いでも口に運んでもカツオ節の風味がガツンとくる一方、醤油の風味は控えめ。とは言え、塩加減はつけ麺のつけダレとしてはちょうどよい。また、旨味が結構強い中、ほどよく効いている酸味がナイスな働きぶりで食欲を増進してくれる。これなら350gの麺もペロリといけるかもという気がする。味の雰囲気としては大勝軒系に似ているが、辛味がないことが異なる。大勝軒のような甘さも感じないものの、やはり辛味があったほうが味が締まるように思えた。なので、早い段階で、卓上にあった豆板醤状の辛味調味料を投入した。味噌ラーメンと同様、やはり多少の辛味があったほうが美味しく感じる。チャーシューはいずれかの部位を拍子切りにしたもので、脂身が付いていないことからすればロースかモモということになるが、一方でこれらの部位では考えられない軟らかさなので肩ロースだろうか。いずれにせよ旨味十分で量もたっぷりあり、貧乏性の自分は麺を食べ終わってもつけダレの中にチャーシューが残ってしまった。味玉は良くも悪くもない普通の出来故コメントなし。メンマはジャキジャキと食感強めな一方、味付けは薄味、特有の発酵臭もわずかというレベルで、つけダレの味わいを壊さないように、一方で、軟らかめの麺との食感の対比で麺を引き立てるという役割があるのかないのか・・・。
麺を食べ終わってもつけダレは残っている。ご主人or息子さんに声をかけてスープ割をお願いすることは当然できるだろうが、あまりにも忙しそうだった。一方で、麺を250g潜らせるとつけダレはそこそこ薄まっていて、割らずに何とか飲める濃さだったのでそのままグビッと完飲。
またおまではないあっさり系のつけ麺が好きなら、一度は訪れておいてもよいかも。

・お気に入り度:〇

アルバム: 公開

お気に入り (0)

まだお気に入りに追加している人はいません。

コメント (0)

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントするにはログインが必要です。フォト蔵に会員登録(無料)するとコメントできます。