野菜たっぷり水炊き鶏白湯ラーメン＠バーミヤン栃木さくら店・さくら市
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バーミヤン栃木さくら店
さくら市櫻野1551 ザ・ビッグエクストラさくら店内
三大ラーメン祭りの最後がこれ。同じ店では面白くないと考え、宇都宮市の北西にある旧氏家町までやって来た。栃木さくら店は、イオングループのザ・ビッグエクストラさくら店に専門店として出店している。
麺は博多風とんこつラーメンと同じ切り刃26番のストレート細麺。わりと硬めに茹でてあるのでほどよい噛み応えがあって、低加水麺ならではのザクザクとした食感が楽しめる。ただ、パッツンと噛み切れる九州ほど加水率が低いわけではないし、伸びにくいのも博多風とんこつラーメンと同じ。スープはちゃんと乳化した醤油ベースの鶏白湯だが、ラーメン専門店ほど濃厚ではなく比較的あっさりとした味わいで、正直、あまり鶏を感じない。香味油は、炙り叉焼と黒マー油の味噌ラーメンに使われていたマー油だったが、量が少ないためマー油特有の香ばしさは感じなかった。このあたりが、鶏白湯に慣れていない人に考慮した結果であり、「水炊き鶏白湯」と名付けたゆえんだろう。この一杯にはユズ皮と柚子胡椒が別皿で提供されるので、途中で両者を投入すると一気にユズの風味が立つ。味変アイテムとしてかなり有効だ。チャーシューは鶏モモ肉で、薄いものと厚いものが１枚ずつ載っている。肉の種類こそ違うが、これも博多風とんこつラーメンと同じ。ほどよい軟らかさで鶏の旨味も十分に残っているが、鶏臭さが少し気になる。野菜はサニーレタス、紫タマネギに白髪ネギ。量も多めでスープ共々女性を意識しているのだろう。半個載る味玉は可もなく不可もなくという普通の出来だが、なぜかスープとの相性がよく美味しく感じる。
スープまで完飲したが、862円と900円近いお金を払うのはかなり抵抗がある。今回のイベントメニュー、自分の感覚では100円から200円は高いように思う。
・お気に入り度：○
アルバム: 福島のラーメン・その２
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